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 HotSpot2 for NoraGatewayの紹介

無印ID-31/51とかTH-D74とか、ターミナルモードの付いていないDVモード付きのトランシーバーをお持ちの方は多いと思います。最近リフレクターとかD-Starレピータにアクセスされる方で、圏央道友会で開発された「NoraGateway」というソフトウエアをお使いの方が増えて来ました。このソフトウエアはPCとかスマホにID31-PlusとかID-51Plus2をケーブルで繋いでONエアされている人が多いのではないかと思います。本機は、PCとかスマホ不要、ケーブル不要、無印ID-31/51が使えて、D-Starレピーター、リフレクターにアクセスができるインターフェースユニットです。中にはLinux

コンピューターと430MHzの送受信基板が内蔵されており、トランシーバーから来る430MHzDVモードの信号を、デジタル化して、家庭内WiFiルーターを通じてインターネットに繋ぎ、D-Starレピータとかリフレクターを通じて通信することができます。又今回のバージョンアップで通信状態を表示する表示器が搭載されました。これを見ればこのインナーエースがどんな状態にあるのか赤りますので、とても使い易くなりました。

左の写真がHotSpot2 for NoraGatewayで、WHDは9cmx2.5cm x 4.5cmの小さなケースに入っています。ネット接続はWiFiもしくはUSB経由LAN接続が可能です。WiFi接続はケーブル不要で置き場所を選びません。電源は5V USB電源 300mAが必要です。携帯充電電源で運用できます。ホイップアンテナ内蔵です。

IMG_3242.jpg

本機を使用した場合の有線無線のネットワークシステムは下図の様になります。

スクリーンショットHotSpot2概要.jpg

本機を使う事により、次の3つのルートのQSOが可能です。

①のルート   レピータにアクセスしている局とのQSO(ゲート超えの局とはRX→CS操作が必要)

②のルート   リフレクターにアクセスしている局とのQSO

③のルート   コールサイン指定で、リフレクターもレピータも使わない直接QSO

HotSpot2 for NoraGatewayの外観と機能説明

外観説明.jpg

① USBコネクターです。通常はここにUSB-Ethernet コンバーターケーブルを接続して、有線LAN接続で利用します。USB-LAN変換ケーブルはLinux用の市販品が使えます。

②USB電源コネクタ

 消費電流は約300mAです。

③内部動作LEDインジケータ

 内部で動作しているコンピューターの動作状況を表示します。(5ページ参照して下さい。)

④3行のLED表示器です。本機の動作状態が表示されます。

 状態表示は、次の通りです

 A) 電源ON立ち上がり WiFiとの接続確立中

 B)WiFi接続が確立すると、ルーターから受け取ったIPアドレス表示

 C)立ち上がり完了で、通信可能状態

 D)リフレクター、D-Starレピータへリンクした場合、リンク先のコールサイン

 E)QSOが始まった場合、送信側 受信側のコールサインが表示されます。

 F)電源終了させるShutdownコマンドを受けたら、Shutdownと表示

​ G)通信が不安定になれば、NETWORK ERROR と表示。

本機には電源ケーブル、5V電源は付属していません。スマホ・タブレット用の充電ケーブル、電源をお使いください。

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