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アンドロイドスマートフォンでレピータとリフレクターQSOを楽しもう!
         Nora Virtual Repeater Server
NoraVRa.jpg
NoraVR使い方.JPG

本機は圏央道友会で開発された「NoraGateway Virtual Repeater」というソフトウエアと、XRFリフレクター同好会で開発された、音声圧縮ボードを組み合わせた機器で、手軽にD-Starレピータ リフレクターにアクセスできることを目的に開発されました。

バージョンアップ情報

 2020/7/19 NoraVR Server がバージョンアップされました。使用されているCPUの違いでソフトウエアが2種類になりました。大きな仕様変更はありません。 SDカードの書き換え方法は ここ 

  

https://drive.google.com/drive/folders/1RMzm2pHV5U96oPDVqh-JRCfof3zDwLzA?usp=sharing

ファイル名:NoraGateway_v0.1.6a-PR12_VR_Server_V8.19.zip  (Server用)

                        NoraGateway_v0.1.6a-PR12_VR_Server2_V9.05.zip(Server2用)

LEDの点灯方法も変更になっています。(V8.15から)
赤LED : ネットワーク状態表示(正常時5秒に1回0.5秒間点灯)
緑LED : マイクロSDアクセス時に点滅

Serverと Server2はハードウエアで使われているCPUが違うのでソフトウエアが2種類になりました。仕様 性能は全く同じです。 

SDカード内の設定方法が変わりました。このページの一番下をご覧ください。

NoraCongig1.JPG
NoraConfig2.JPG

特徴

① 本機一台でスマホ・タブレットと組み合わせればリフレクター D-Starレピータの両方に

  アクセス可能です。

②    小型、軽量、低消費電力です。本機は手のひらに乗るサイズで、ルーターのそばに置いても

  邪魔になりません。消費電力は5V400mA程度なので、スマホ充電用の5V1AのUSB電源で動作

  する事ができます。

③    自分のドメイン名が持てます。屋外から家庭内に設置された本機にアクセスする場合、自分独自

  のドメイン名を持った方が便利です。無料DNSサービスであるMyDNSサイトを簡単に利用できる

  ソフトウエアを組み込みました。これにより、MyDNSサイトに自分独自のドメイン名を登録する

  だけで簡単にDDNSサービスが使えます。

④ ポート開放を簡単に行えるUPnP機能のサポートが用意されています。本サーバーを外部から使う

  場合ポート開放が必要ですが、最近のルーターに内蔵されているUPnP機能を使えますので、

  面倒なポート開放の設定は不要です。

⑤  設定はWindows10 PCを使い内蔵のSDカードに書き込むだけです。

    SDカード PCに差し込み、設定ソフトを動作させると左図の2枚の設定画面が立ち上がります。

       設定項目は、コールサイン 本機のIPアドレス ルーターのIPアドレス MyDNSサイトから送られて

   きた、MasterID Passsword、2枚目は Proxyサーバーの設定 UPnPでポート40000の開放設定、AMBEサーバー関係の設定です。書き換えが終わったら、OKボタンをクリック。詳しい設定方法はこのページの一番下をご覧下さい。

​本機の接続方法と設置方法

NoraVRa説明.jpg
NoraVR2b.jpg

左図に接続端子等を示します。

①イーサネット端子です。ルーターに接続します。

②シャットダウンスイッチです。

③USB電源端子です。

④SDカード

⑤電源表示LEDとCPU状態表示LEDです。

⑥音声通信状態表示LEDです。

設置は簡単です。①にルーターからイーサネットケーブルを接続します。 ③のUSB電源端子にUSB電源を接続します。コネクタはMicroBタイプです。電源がONされると設定に従って動作開始します。

スマートフォン側のClientソフトウエア
Screenshot_20191229_115057_org.jp.illg.n

スマートフォンにNoraVR Client Sample⑭ をインストールする。

https://1drv.ms/u/s!Alt6WCVd8Pgfomlu4Mlvwj0l_htx

NoraVRClientSample14.apk

NoraVRClientアイコンをクリックしてアプリを実行する。

noraclienticon.jpg

Hardware仕様

   

   CPU/Vocorder  Allwinner H3  4*Cortex-A7 Up to 1.2GHz / AMBE3000R

    Memory       512MB

    OS               Linux   DebianStrech version

nanopi.JPG
AMBE3000R.JPG

CPU ボード         音声圧縮チップ

自分のドメイン名を持とう!!      Dynamic Domain Name Server サービスについて

本機を自宅に設置して屋外からアクセスするには、自宅に設置されたルーターのグローバルアドレスを知らなければなりません。自分のルーターのグローバルIPアドレスは、次のサイトを見れば知る事ができます。

https://www.cman.jp/network/support/go_access.cgi

そこにはドットで区切られた4つの数字が見えると思います。この番号がグローバルIPアドレスで、この値をClientソフトウエアの設定時にServerAddressに設定すればClientソフトウエアは正常に動作します。しかしながらこのアドレスは一定ではなくプロバイダーの都合で変わります。設定値をこのアドレスが変わるたびに設定変更するのは面倒です。

 

この面倒さから解放してくれるのが、DDNSサービスです。自宅のルーターのアドレスの名前(ドメイン名)を決めておけば、アクセスが発生するたびにドメイン名からIPアドレスに変換するサービスをやってくれます。そしてIPアドレスが変わるたびに変換するサービスサイトに新しいアドレスを自動で伝えておけば、書き換えの手間が省けます。このサービスを行ってくれるのがDDNSサービスサイトです。本機では、MyDNSという無料サービスサイトが使える様にプログラムが組まれています。

使用する方は、MyDNSサイトで自分の希望するドメイン名を登録しておいて、本機に電源を入れておくだけで、本機から最新のグローバルIPアドレス情報が、MyDNSサイトに一定時間(15分)ごとに送られます。IPアドレスが変わっても15分後には修正されます。

MyDNSサイトに登録は次のホームページで行います。 http://www.mydns.jp/

ddns1.JPG

取り扱い説明書 ダウンロード 

 取り扱い説明書がダウンロードできます。詳しい説明はこちらを読んでください。

 NoraVRServer取り扱い説明書

無線局免許との関係

本システムは、アマチュア無線の電波を使いませんので、電波法で言う無線局ではありません。しかしながら、D-Starレピータの様に電波を発射できるものを制御することができるので、オペレーターは無線従事者免許は必要です。無線局の申請は不要です。電波法的にはコールサインも意味を持たないのですが、コールサインを使ってQSOするので、コールサインを持って運用するのが一般的です。

D-StarレピータやREFリフレクターに接続するためにはJARLの管理サーバーへDSTARの機器登録が必 要です。更に、最寄りレピータからのゲート越え、または本機から「ならやま⾃動応答」へアクセスする ことによりJPtrustDBに登録され、DSTARレピータやREFリフレクターへのアクセスが可能になります。 https://www.d-star.info/ をご覧ください。

NoraVR_Config 設定方法

2月28日のバージョンアップでSDカード内の設定方法が変わりました。SDカードをWindows10PCに挿入して エクスプローラで内容を見るとFAT32とかBootとかという名前のディレクトリーがあります。その中に

NoraVR_Config1.exeとNoraVR_Config2.exe というファイルがあります。それぞれで設定します。

NoraCongig1.JPG
NoraConfig2.JPG

① 自分のコールサインを入れます。その後ろにスペースを入れてA-Zの識別子を入れます。Gは使用禁止です。

② 本機に割り当てるIPアドレスとルーターに割り当たっているIPアドレスを入れます。本機の割り当てるIPアドレスは他の機器と重ならないIPアドレスにして下さい。

③ 屋外からインターネット回線を使ってアクセスする場合、ルーターの52161ポート開放を行わないといけませんが、ここにマークを入れると自動的にルーターの52161ポート開放を行ってくれます。

④ DDNSサービスを利用するとき、MyDNSサイトで登録後入手できる

MasterIDとPasswardを書き込んで下さい。MyDNSを使うと書いてある前のボックスにマークを入れて下さい。これで15分に一度MyDNSサイトに現在のグローバルIPアドレスを自動送信します。

⑤ Proxyサーバーを使う場合、ここのボックスにマークを入れますが、2020/2/28現在Proxyサーバーが使用できないので、マーク無しでお使いください。

⑥ Proxyサーバーが使えない場合、ポート40000を開放しなければいけませんが、ここにマークを入れると自動的にポート開放が行われます。マークを入れて使用してください。

⑦ AMBEサーバーのアドレスです。NoraVRサーバーは変更しないで下さい。ラズパイで外部のAMBEサーバーを使う場合、そのIPアドレスを記入します。PORT番号は2465(デフォルト値)のままにしておいて下さい。

⑧ NoraVRサーバーとか、ラズパイでUSBスティックタイプのAMBEサーバーを使う場合、マークを入れて下さい。音声圧縮ボードをラズパイに差し込んで使う場合は、マークを外して下さい。

設定が終わればOKボタンをクリック。値が書き込まれます。

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